さのの雑記

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『浸透力半端ない淡々としたブログ』

【書評】ラノベ『絶対ナル孤独者2 −発火者 The Igniter−』感想とあらすじ。【ネタバレ有】

こんにちは、さのです。
 
前回の記事に引き続き、今回も川原礫さんのライトノベル絶対ナル孤独者」の感想を書いていきます。
 
これはド直球の異能力バトル物なのですが、キャラの作り込みが半端ない!
 
ただただ主人公が無双するようなのソードアートオンラインなどとは違って、敵キャラにまで感情移入できてしまうところがこの作品の特徴です。
 
特に1巻の感想にも書いたとおり、主人公であるミノル君の戦う理由が個人的にすごく共感してしまいました。
 
誰の記憶からも消えてしまいたいと願う主人公なんてなかなか居ないので、今後も新刊が出れば読んでしまうこと間違いなしだと思います。
 
では、以下レビューですっ!!
 

ラノベ絶対ナル孤独者2 −発火者 The Igniter−』の基本情報

著者:川原礫
イラスト:シメジ
出版社:KADOKAWA/アスキーワークス
発売日:2015年2月10日
ISBN:978-4-04-869248-9
定価:本体550円+税
 
 
※以下、ネタバレ注意
 
 

主な登場人物

空木ミノル/孤独者(アイソレータ)

空から降ってきた球体に寄生され、自分の周囲に光以外のすべてを通さない不可視の壁を作り出す能力を手に入れた。本巻ではユミコを殻の中に取り込む事に成功し、若干の進化が見られる。戦いが終わった後、周囲の人々から自分の記憶を消してもらうという条件でサードアイ集団である通称『特課』の一員になった。
 

安須ユミコ/加速者(アクセラレータ)

本作のヒロイン枠。1巻ではミノルの同級生である箕輪朋美の存在により影が薄かったが、本巻からは読者に沢山の表情を見せてくれる。彼女の能力は『加速』。陸上部でのいじめというトラウマを元にこの能力が形成された。本人の移動速度を上昇させるだけでなく、バイクなどの乗り物を加速させたり、逆に『負の加速』である減速を増幅させたりなど応用力は高い。
 

伊佐理々/思索者(スぺキュレータ)

彼女は小学4年生ながらにして黒の≪サードアイ≫であるジェットアイ保持者の組織『特課』の課長代理兼、作戦指揮官である。能力は『思索』。答えに辿り着き得る疑問ならすべて一瞬で解答できる。外見は幼いのだが、彼女の能力の影響か、口調は大人びている。愛称は教授。
 

大門伝二郎(DD)/探索者(サーチャー)

サードアイ保持者が能力を使用した時に放つ匂いを遠距離からでも探知できる。戦闘能力はないので戦闘中は基本的にバックアップに回る。周囲からは伊佐がつけたニックネームである「DD」と呼ばれている。
 

斉藤オリヴィエ/分断者(ディバイダ)

日本人とフランス人のハーフである男子高校生。能力は『分断』。刃上の物を媒介にしてどんな物体も分断することができる。飄々とした性格だが、ミノルのうっかりミスで犠牲者が出てしまった際に殴りかかるなど正義感が強い。ゲーム好き。
 

須加綾斗(本名:中久保洋介)/点火者(イグナイター)

本巻の敵であるルビーアイ保持者。一家で無理心中を図って投水するも、自分だけ助かってしまい、その際にルビーアイと接触した。彼の能力は酸素を操る事。1点に酸素を集中させ、周囲を酸欠状態にしたり、火種に濃度の高い酸素を集めることで高い燃焼能力を持つ炎を作り出すこともできる。決戦時は、水を酸素と水素に分解した『水素爆鳴気』を作り出し、街中で大爆発を起こした。
 
 

あらすじ

空から降ってきた球体『サードアイ』に接触したことで自分の周囲に≪防御殻≫を作り出す能力を得た空木ミノルは、同じくサードアイ保持者であり特課の一員である安須ユミコに連れられ新宿区・北東の端にある特課本部に来ていた。そこで課長代理兼、教授の小学4年生、伊佐理々と出会いサードアイの能力は未知の力によって原子・分子を直接操作する能力であるという研究結果を知る。ミノルの≪防御殻≫も教授に徹底的に調べ上げられるのだが、いくつも不可解な点があり何もわからなかった。そんな中で赤い球体、ルビーアイの保持者であるイグナイターの犯行が再開する。特課のメンバーは以前にもイグナイターと接触しており、その際に酸素を操るという彼の能力に苦戦し撃退されていた。現場から逃走したイグナイターを僅かな違和感から発見したミノルであったが、酸欠攻撃による致命傷を受けて取り逃がしてしまう。だがユミコの適切な処置により、一命を取り留めた。イグナイターの顔に見覚えがあったミノルの閃きでその正体を突き止め勤務先へと奇襲をかける。彼の本来の目的であり最終兵器でもある水を酸素と水素に分け燃焼させる『水素爆鳴気』の大爆発がユミコを襲うが、ミノルはユミコを防御殻の中に取り込むことに成功し攻撃をやり過ごした。ミノルの防御殻ごとユミコの加速で体当りする合わせ技で、見事イグナイターを撃退するのであった。
 
 

感想

はい、今回から特課の詳細や正ヒロインであるユミコの過去にもスポットが当たるなど色々な意味で話が広がってきました。
 
ルビーアイ側の組織も少しづつ詳細が出てきましたね。
 
そしてミノルの能力が早くも進化しました。
 
今回ユミコを取り込めたのはユミコだからなのか、今後は誰でも取り込めるようになったのかまだわかりませんが、今後の展開の仕方は楽しみです。
 
今回の進化の方向は正直予想通りの方向でしたが、やはり今後は殻を広げたり、街全体を覆うなどできるようになってくるのでしょうか。
 
絶対防御という方向性は崩さずに、いい意味で予想を裏切ってくれたら嬉しいですね。
 
この絶対ナル孤独者のイラストはシメジさんという方が書いているのですが、正直最初はこのイラストがあまり好きではありませんでした。
 
でも今回からちょっとだけラブコメっぽいシーンも追加されて、前巻では空気だった正ヒロインのユミコも表情が出てきましたし、見慣れてくると女性キャラも可愛く見えてきました。
 
現在は4巻まで出版されているようですが、まだアニメ化の話は出ておりません。
 
川原さんの作品はSAOもAWもアニメ化されているので、絶対ナル孤独者も一つの山場まで話が進んだらアニメ化されそうですよね。
 
私はどちらかというと原作厨なのでアニメ化には反対なのですが、この作品もアニメ化を通して広く知れ渡ってくれたらなとは思っています(笑)
 
今は3巻も読み進めているので、今後もレビューを書いていきますね!