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【書評】ラノベ『絶対ナル孤独者』感想とあらすじ。【ネタバレ有】

こんにちは、さのです。

 

今回は今更ですが、川原礫さんのライトノベル、『絶対ナル孤独者』を読了したので、感想を書いていきたいと思います。

 

元々川原礫さんのライトノベルアクセル・ワールドから入って、ソードアートオンラインも読んでいるんですが、このタイトルに惹かれて購入してみました。

 

孤独者ってすごく中二臭いんですが、できるだけ人と関わりたくない私にとっては長年の憧れであったりもするので、とても惹かれてしまいました(笑)

 

 

ラノベ絶対ナル孤独者1』の基本情報

著者:川原礫

イラスト:シメジ

出版社:KADOKAWA/アスキー・メディアワークス

発売日:2014年6月10日

ISBN:978-4-04-866510-0

 

 

登場人物

・空木ミノル

本作の主人公。高校一年生。3ヶ月前に空から降ってきた謎の球体に寄生され、身体能力の向上と共にすべてを遮断する殻を生成する不思議な能力を手に入れた。幼い頃起きた一家虐殺事件の生き残りであり、その時の後遺症から髪が白い。悪い出来事をずっと抱えてしまう癖があり、その為に人と関わらないようにしている。

 

・箕輪朋美

ミノルと同じ高校に通っており、中学校も一緒だったらしい。(ミノル本人は覚えていない)朝のランニング時にミノルと遭遇したせいでバイターのターゲットとなり、事件に巻き込まれてしまう。

 

・高江洲晃/咀嚼者(バイター)

ミノルと同じく、3ヶ月前に空から降ってきた謎の球体により鮫に変身できる能力を手に入れた。表向きは美食評論家であり、子供の頃に母親のしつけによるストレスから心の傷を負っている。

 

・由水典江

ミノルの親戚であり両親がなくなった時に彼を引き取って、現在は義理の姉となっている。ミノルと二人で暮らしており、常に彼のことを気遣っている。

 

・安須ユミコ

ミノルとバイターの戦闘中に乱闘してきた少女。『サードアイ』の所有者であり、他の所有者への対処をを専門とするある組織の一員。能力は加速。

 

 

あらすじ

空木ミノルはある日空から降ってきた謎の球体『サードアイ』に接触した。それからというもの不思議な身体能力の向上にミノル自身も驚いていた。クラスメイトである箕輪朋美がバイターに襲われているのを発見し、助けに入ったことでミノルは現代科学では解明できない特殊な能力を開花させる。そこに突然現れる謎の女、安須ユミコと協力しバイターを撃退する2人だったがすんでのところで逃げられてしまう・・・

 

 

感想

ストーリーは異能力バトルものです。

 

ただ主人公の能力が敵をばったばったと倒していくような物ではなく、今の状態は完全な防御スキルでしかないですね。

 

攻撃方法は殻で殴るだけなので、鈍器で殴るのとそんなに変わらないのでは?(笑)

 

それでもやはり川原さんの描くバトルシーンは引き込まれてしまいますね。

 

 そして私が一番引き込まれたのが、主人公であるミノルが特課に協力する理由でした。

 

それはすべてが終わった暁には、課長の記憶操作の能力で周囲の人間の記憶からミノルの記憶をすべて消して欲しいという、主人公ならざる願い。

 

自分で言うものあれですが、私は昔から自尊心が低かったのです。

 

死んでしまうのではなく、自分の存在はもちろん、周りの人間の記憶の中からも消えてしまいたいと思うことが多々あったんですよね。

 

今でもたびたび思ってしまうことはありますが、現在は最愛の妻と息子がいるのでもっと頑張らないととなんとか自分を奮い立たせてます。

 

っと、話がそれましたがこの作品のもう一つの素晴らしいところは敵対するキャラクターの魅力でしょう。

 

サードアイ』は寄生した本人のトラウマを元にして能力を与えます。

 

その性質上『サードアイ』保持者の過去を掘り下げる必要があるんですよね。

 

そのおかげでキャラクター一人一人の個性が立っていて、味方と敵どちらにも感情移入してしまう作品になっています。

 

川原さんの作風なのでこれからミノル君は無双してハーレムになるのは確定でしょうが、その心境の変化や能力の進化の仕方など楽しみな部分がたくさんあるので、こちらも最新刊が待ち遠しい作品になりました。

 

バトル物のラノベが読めるのでしたらおすすめしたい作品ですので、皆さんも是非一度手に取ってみてはいかがでしょうか。