料金が激減するっていう格安スマホに乗り換えたいので調べながら纏めてみる
大手キャリアって料金高くね?
って思いながらも格安スマホは通信速度とかスペックとか色々心配だしどうしようどうしようとか思いながら早数年。
格安スマホに変えてたら最低でも10万円以上は節約できてしまう期間ですね。
今回は本格的に乗り換えるので、格安スマホについて調べながら纏めます。
格安スマホに変えようと思った理由
息子が生まれて5か月目になりました。
学資保険とか自分が死んだときの生保とか面倒でほったらかしにしてきたけど、4月から保険料の値上げとかあるし時期的にも色々本格的に考えないとやばい。
でも給料は上がらんし、保険代払える余裕がない。
どうしようかと思い悩んだ末に、スマホの料金を下げてそれを保険代に充てようということになりました。
でも格安スマホに関する知識が0なので、自分の勉強のためにも調べて纏めながら記事にしていきます。
そもそも『格安スマホ』ってなに?
基本的には、低価格で販売されているスマートフォンと格安SIMの組み合わせを『格安スマホ』と呼ぶらしい。
じゃあ低価格のスマホとか格安SIMってなんで安いの?
まず格安スマホの大きな違いはスペックの差になります。
その差をパソコンで例えると最高級のMacbook Proを買うかASUSやDELLの安いモデルを買うかの差でしょうか。(MacとWindowsの用途の違いは置いといて)
パソコンやスマホの頭脳であるCPUはどんなものを搭載しているのか、データを保存できる容量、アプリを快適に動かすためのメモリなど、その性能の差が値段の差に直結してきます。
つまり安いスマホだからと言って粗悪なパーツを使っているわけではありません。
では格安SIMはなぜ通信料が安く済ませられるのか。
まずdocomo、au、Softbankの3社をMNO(Mobile Network Operator)、日本語に訳すと移動体通信事業者といい、キャリアとも呼ばれています。(以下キャリア)
そして格安SIMを提供している会社をMVNO(Mobile Virtual Network Operator)、日本語に訳すと仮想移動体通信事業者といいます。
仮想移動体通信事業者(かそういどうたいつうしんじぎょうしゃ、英語: Mobile Virtual Network Operator, MVNO)とは、無線通信回線設備を開設・運用せずに、自社ブランドで携帯電話やPHSなどの移動体通信サービスを行う事業者のことである。通信サービスの提供には移動体通信事業者(MNO)の卸売をうけたり、仮想移動体サービス提供者(MVNE)の機能を利用したりする。
キャリアは通信サービスを提供するにあたり基地局などの設備を自前で保有しているのに対して、MVNOはそれらを保有していません。MVNOは料金を払い、キャリアの保有している回線を借りてサービスを提供しています。
そのためMVNOは自前の設備をメンテナンスする必要もなく、実店舗も殆ど持っていないため、その分経費がかからずに通信サービスを提供できるのです。
実はキャリアの提供する通信サービスも、経費を抜いた本当の料金体系は格安SIMと同じくらいとなっています。
じゃあ格安スマホってデメリットはないの?
もちろんデメリットはあります。
下にざっと上げていきます。
- キャリアメールアドレスが使えなくなる
- 実店舗が少ない(又は一切ない)
- 格安SIM対応の機種が限られる
- デザリングの使える機種が限られる
- キャリア決済で課金ができない
- キャリアに比べて通信速度が遅い
- 緊急地震速報が受信できない
- かけ放題がない、通話料金が高い、無料通話がない
- 乗換時に電話機能が使えなくなる期間がある
- 支払いはほぼクレジットカードになる
大きい物から小さい物まで多々ありますが、個人的にはキャリアメールが使えなくなるのがちょっと大変かなと思いました。サイトのメルマガなどは全部キャリアメールで登録してたので、いちいち変えるのが面倒です。
その他は特に気にならないかなと思います。
乗換の手順は?
乗り換える際に手順を把握していないと焦るので、ざっくり調べておく。
その1 MNP予約番号を取得する
私の使用しているauでの取得方法は電話、実店舗、EzWebの3つのみ。
スマホ、パソコンからはできない。正直不便。
手順
- 0077-75470 に電話をかける
- 自動音声に従い、NMP手続きをする。暗証番号入力あり
- 人間のオペレーターに変わる。氏名、電話番号、転出の理由(非強制)などを聞かれる
- 手続きに必要な料金や注意事項の説明を受ける
- 口頭でNMP番号を伝えられるのでメモする。後程SMSメールでも届く。
所要時間約10分程度。
その2 格安SIMを購入
どのMVNOがいいかは下調べしておく。
今使っている端末がそのまま使用できるかを確認する。(auは使えるMVNOが少ないので注意が必要です)
端末も同時に購入すると割引が発生する場合もある。
購入後、SIMカードが届くまで2~3日程度、通話ができなくなる。(データ通信はできるので、LINEはOK)
その3 初期設定
入れ替え方は機種によって違いますが、ググれば出てきます。
所要時間5~10分程度。
これで終了。
MVNOはどこを選べばいい?
2017年現在、MVNOは30社以上ありますがその中でもおすすめなのが下の5つ。
私もこの中で考えていますが、それぞれ詳しく解説していきます。
主要SNSが使い放題! LINEモバイル!
公式サイトはこちら→LINEモバイル
LINEモバイルの大きな特徴としましては、主要SNSが使い放題のプランがあること。
LINE、Twitter、Facebook、Instagramの4つで使用する通信量は
データ使用量にカウントされません!
普段これらのSNSの使用が主な使い方ならば、3GBのプランにすれば
月々1110円でスマホが使えてしまいます。
(音声通話付きだと月々1690円。それでも2000円以下って・・・)
しかも最近、LINEミュージックも使い放題のプランが販売開始になりました。
こちらはLINEミュージックのチケットは毎月購入しなければなりませんが、上記4つのSNSに加えて、LINEミュージックで使用する通信料も無制限で使えてしまいます。
(月々1810円~と少々割高になります。)
ある一定以上に上記SNSを使用するならば間違いなくLINEモバイルをお勧めします。
デメリットはdocomo回線を使用しているのでauやSoftbankからの乗り換えだと端末も購入しなければいけないこと、そして端末料金が分割購入できない為に初期費用がかさんでしまうところだと思います。
私も第一候補に考えているのですが、現在auを使用しているので初期投資の面で下記mineoと悩んでいます。
データ通信量周りの機能が手厚い! mineo(マイネオ)!
公式サイトはこちら→mineo
私がLINEモバイルとの2つで悩んでいるのがこの「mineo」!
au回線も使えるので端末を変えることなくMNPできるのが理由。
新しい端末を購入する場合でも分割払いが可能なので、初期費用が少なく済む。
mineo自身の特徴としては、データ通信量周りの機能がたくさんあることですね。
まずdocomo回線を使用しているならば
3日間の通信制限がありません。
(au回線は3日間で3GB制限あり)
それに加え今月はパケットがちょっと足りない!っていう時も家族はもちろん、mineoユーザーの友達や見ず知らずの人とパケットを分け合える画期的なシステムがありますので安心して使えます。
さらに通信速度を低速モードに切り替えることも可能。低速モードに切り替えることによって、低速通信でも問題ないアプリではデータ量を節約し、動画などの高速通信が必要な場合では通常速度に戻すなど、データ量の節約が可能となっています。
またMVNOの中では数少ない、メールアドレスがついてくるMVNOです。
フリーメールとかちょっとよくわんないという方にはおすすめです。
mineoのデメリットとしてはプランの幅が大きいので、ちょうどいいサイズが見つからない可能性があるというところですね。
私はauで7GBのプランに入っていて毎月ギリギリまで使っているのですが、mineoでは7GBプランが無く、5GBか10GBになります。
パケットが分け合えるのでmineoにするとしたらとりあえず5GBから試してみようかなと思っています。
とにかく安い! DMMモバイル!
公式サイトはこちら→【DMMモバイル】業界最安値水準
DMMモバイルの特徴はとにかく安い!(業界最安値水準)
そして料金プランが1GB、2GB、3GBなど細かく設定できる!
プランは随時変更可能なので、急にデータを使いたくなった月はデータを増やすことができるので、かなり使いやすいです。
ただ注意点として、端末を分割払いで購入した時の分割手数料が割高なので注意。
楽天ポイントがザクザク貯まる! 楽天モバイル!
公式サイトはこちら→楽天モバイル
楽天モバイルを使用している人のレビューを見ると、とにかくポイントがザクザクと貯まっていくらしいです。
ただポイントを全く考えないで計算すると、他より若干割高になります。
特に通信速度が遅かったりという欠点はない様です。
楽天を頻繁に利用する方には特におすすめできます。
圧倒的な通信速度! UQモバイル!
公式サイトはこちら→月額1,980円~のスマホ【UQモバイル】
MVNOの中でも圧倒的な通信速度を誇るのがこちらのUQモバイル。
キャリア回線には及ばないものの、MVNOの中では頭一つ抜け出ています。
回線が混雑するお昼の時間帯でも20Mbpsを超える爆速ぶりです。
デメリットとしてはデータ量のプランがS(2GB)・M(6GM)・L(14GB)の3つしかなく、小回りが利かない点でしょうか。
料金もそこまで安いわけではないので、とにかくサクサク通信したい!っていう方はUQモバイル1択ですね。
まとめ
使えるデータ量は多い方がいい→mineo
とにかく安さ最優先→DMMモバイル
とにかく通信の速さ最優先→UQモバイル
こんな感じです!
今回は格安スマホについて纏めましたがいかがでしたでしょうか?
私の場合、格安スマホに乗り換えると月に約4000円程度削減することができるとわかりました。
年間だと48000円なので、意外と大したことない?と思ってしまいます。
ですが塵も積もれば山となる、と言うようにこれを何年も続けていけば大きな差になります。
キャリアの2年縛りがまだ残ってる…
というような人も、長期で考えたらMVNOに乗り換えた方が絶対にお得だと言い切れます。
私は今回浮いた4000円で、私に万が一の事があった場合の保険をかける予定です。
皆さんもまずは月々のスマホ代から家計を見直して見てはいかがですか?
追記
自分が乗り換えるMVNOはmineoに決めました!
契約が完了したらレビューさせていただきます!